「大腸カメラ検査、受けた方がいいのは分かっているけど、どうしても恥ずかしい」
「以前検査がつらくて、もう二度と受けたくない」
そうお考えではありませんか?
特に女性の場合、デリケートな検査であるため、様々な不安や抵抗感があるかもしれません。
川崎市多摩区、登戸駅すぐの「登戸なかたに消化器・糖尿病内科」では、
そんな皆様の「恥ずかしい」「つらい」という気持ちに寄り添い、
少しでもリラックスして検査を受けていただけるよう、様々な工夫をしています。
このページでは、なぜ大腸カメラ検査が必要なのか、
そして当院がどのように検査の負担軽減に取り組んでいるのかを詳しくお話しします。
なぜ大腸カメラ検査が必要なの?
大腸がんは、近年増加傾向にあり、男女ともに死亡原因の上位を占める病気です。
しかし、ほとんどの場合早期に発見すれば、、内視鏡での治療(ポリープ切除など)が可能であり、完治が期待できます。
大腸ポリープの中には、将来がんになる可能性があるもの(前がん病変)も含まれています。
大腸カメラ検査では、これらのポリープを見つけ、
その場で切除することで、大腸がんを予防することにもつながります。
残念ながら、大腸がんには初期症状がほとんどありません。
症状が出た時には、病気が進行していることも少なくありません。
便潜血検査で陽性となった方や、便秘、下痢、血便、腹痛などの
症状がある方はもちろんですが、
症状がなくても40歳を過ぎたら定期的な検査を受けることが推奨されています。
「恥ずかしい」「つらい」 を理由に大腸カメラを諦めないでください
大腸カメラ検査に抵抗を感じるお気持ちはよく分かります。
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検査を受けるためのお腹をきれいにする処置(下剤の内服)
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検査中の体勢や、お腹の張り、痛み
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異性の医師やスタッフへの羞恥心
など、特に女性にとっては、これらの不安が
検査を受ける大きなハードルになっているかもしれません。
当院では、そのような不安をできる限り和らげ、
安心して検査に臨んでいただけるよう、様々な配慮をしています。
当院の「恥ずかしい」「つらい」を和らげる大腸カメラ検査の特徴
当院の院長は、年間3000件以上の内視鏡検査を行う内視鏡専門医・消化器病専門医です。
これまでの豊富な経験に基づき、患者様の負担を最小限に抑える工夫をしています。
1.眠っているような状態で受けられる「鎮静剤を用いた検査」
「以前、他院で検査が痛くてつらかった」という方も、ご安心ください。
当院では、ご希望の方に鎮静剤を使用して、眠っているような
リラックスした状態で検査を受けていただくことが可能です。
鎮静剤の効果には個人差がありますが、多くの方が検査中の
苦痛を感じにくくなります。
鎮静剤が効きにくいと言われた方にも対応しています。
2.検査後のお腹の張りを軽減する「炭酸ガス」の使用
大腸カメラ検査では、腸を広げて観察するためにガスを注入します。
当院では、空気の代わりに吸収が早い炭酸ガスを使用しています。
これにより、検査後にお腹が張って苦しい、といった不快感を軽減することができます。
3.下剤の内服がつらい方への配慮
大腸カメラ検査の前には、通常、ご自宅で2リットル程度の下剤を飲んでいただく必要があります。
「下剤の味や量がつらい」「自宅で飲むのが不安」という方もいらっしゃると思います。
当院では、ご希望の方には院内の半個室スペースで下剤を服用していただけます。
また、どうしても下剤の内服が難しい方のために、胃カメラ検査と組み合わせて、
胃から直接下剤を注入する方法も選択肢としてご提案できます。
こちらの方法ですと、ご自身で大量の下剤を飲む必要がありません。
(※この場合、胃カメラ検査も必要となります。詳しくはお気軽にご相談ください。)
4.プライバシーへの配慮
検査着やリカバリースペースなど、患者様のプライバシーに配慮した
環境づくりを心がけております。
検査に関するご不安など、話しにくいことでもお気軽にご相談ください。
5.土曜日の検査や胃カメラ・大腸カメラ同日検査も可能
お仕事などで平日の受診が難しい方のために、土曜日も検査を実施しています。
また、胃の症状も気になる方には、胃カメラと大腸カメラを
同じ日に受けていただくことも可能です。
検査のための通院回数や食事制限の日数を減らせるため、お忙しい方におすすめです。
6.見つかったポリープはその場で切除(日帰り手術)
検査中にポリープが見つかった場合、
その大きさや種類にもよりますが、多くはその場で切除が可能です。
改めて入院するなどの必要がなく、日帰りでの治療ができます。
当院での大腸カメラ検査の流れ
1.事前診察: 医師が問診を行い、検査方法や下剤についてご説明します。
不安なことや疑問があればお気軽にご質問ください。
WEB予約された方は、予約日の7日前までに必ず診察を受けてください。
2.検査前日: 検査食や消化の良い食事を摂っていただきます。夜に錠剤の下剤を服用します。
3.検査当日: 朝食は摂らずに来院。ご自宅または院内スペースで下剤を服用し、お腹をきれいにします。
(胃カメラ併用の方は、来院後に胃カメラで下剤注入となります。)
4.検査: 検査着に着替え、点滴をします。
鎮静剤を使用し、眠っているような状態で検査を行います。
検査時間は15分~30分程度です。
5.検査後: 30分ほどリカバリースペースで安静にして休みます。
6.結果説明: 回復後、医師から検査結果をご説明します。ポリープ切除や組織検査を行った場合は、後日改めて詳しい結果をお伝えします。
大腸カメラ検査の費用
検査内容(組織検査やポリープ切除の有無)によって費用は異なります。
- 大腸カメラ検査のみ: 約2,500円~7,500円程度
- 大腸カメラ検査+組織検査: 約3,000円~15,000円程度
- 大腸カメラ検査+ポリープ切除: 約7,000円~35,000円程度
(※上記は目安金額です。保険診療のため、負担割合によって変動します。)
ポリープ切除後の注意点については、別途詳しくご説明します。
まずは当院に相談してみませんか?
大腸カメラ検査に対する「恥ずかしい」「つらい」「怖い」といったお気持ちは、
決して特別なものではありません。多くの方が同じように感じています。
当院では、皆様の不安を少しでも取り除き、
安心して検査を受けていただけるよう、スタッフ一同努めております。
「検査を受けた方がいいか分からないけど、お腹の症状が気になる」
「検査に抵抗があるけど、一度話を聞いてみたい」
という方も、まずはお気軽にご相談ください。