消化器病専門医が診療を行います
消化器内科のよくある症状
お腹が痛い
腹痛は、盲腸や胃・十二指腸潰瘍をはじめ、腸炎や腸閉塞、胆石、膵臓の炎症など、あらゆる消化器疾患の症状としてよく起こります。
患者様の年齢によっては、胃がんや大腸がんが疑われることがあります。問診に加えて、腹部X線検査や内視鏡検査などの結果も確認しながら、原因となる疾患を特定していきます。
食欲がない
胃炎や胃・十二指腸潰瘍、胃がんといった疾患が隠れていることもありますが、風邪などのような、身近な要因で起こるケースもあります。
また、不規則な生活リズムや精神的ストレスが原因で生じることもあるため、問診では普段の生活習慣についても、お聞きしていきます。
便秘・下痢
特に便秘は、若い女性に多くみられます。腹痛や腹部の張り、吐き気を伴うこともあり、「3日以上排便がない」といった症状のほかにも、「下痢だと思っていたが、実は便が溜まっていた」というケースも存在します。また、過敏性腸症候群などの疾患で生じることもあります。
便秘が悪化すると腸閉塞を発症し、入院治療が必要になることもあるため、放置せずに当院までご相談ください。
吐き気・胸焼け
胃炎や胃潰瘍、胃がん、逆流性食道炎などの疑いがあります。また、くも膜下出血などのような、命に関わる重篤な疾患が隠れている可能性も考えられます。
吐き気は特に、頭痛やめまいなどを伴うことが多いため、他の症状の有無に気を付けながら診断する必要があります。
胃の痛み
暴飲暴食からくる急性胃炎や、ストレスなどで起こる慢性胃炎、胃潰瘍、胃がんなどが疑われます。また稀にですが、心筋梗塞の症状として胃痛が起こることもあります。胃がんは早期に発見して早めに治療を受ければ、きちんと治るがんです。
当院は、胃がんの早期発見に有効な検査である、胃カメラを行っています。内視鏡専門医が検査を行いますので安心してご相談ください。
便が黒い、血が混じっている
粘り気があってベタベタしている黒い便は、胃潰瘍や胃がん、食道がんなどの可能性があります。また、便の中に血が混じっている場合は、痔による出血や、大腸がんなどの疑いがあります。
当院では内視鏡専門医が大腸カメラを行い検査時にポリープが発見された場合は、良性か悪性かをしっかり見極め、適切な方法で切除して参ります。